クリーンな電気でつくった商品を買っちゃおう
風力発電でつくられたタオル、パンや書籍があることをご存知ですか? 現状では、風力、太陽光、バイオマス(生物資源)、水力、地熱など、自然エネルギーによって発電されたグリーン電力を家庭で買って使うことはできません。そこで、登場するのがグリーン電力がもつ環境価値を、取引可能な証書にした「グリーン電力証書」。バイオマス発電でつくられたダイアリー、自然エネルギーでつくられたビールや音楽、100%風力エネルギーで運営されている放送局やライブハウスなど、この証書を活用して、さまざまな製品やサービスを提供する企業が増えてきているのです。グリーン電力を直接買う代わりに、このような商品を購入することによって、グリーン電力へのシフトを意思表示するという手もあります。また、個人向けのグリーン電力証書「えねぱそ」自体を購入する事も可能です。
エネシフ政策を掲げた候補者に投票しよう
エネルギーシフトを実現するには政治に参加することも大切です。原発推進派か、脱原発派か、といった大まかな意見だけではなく、候補者の具体的なエネルギー政策について知ることが大切。できるだけ納得して投票することが、国政や自治体に声を届ける第一歩に繋がります。そして、候補者が当選したなら、提案が実現に近づいているのか、ぜひ調べてみてください。ちなみに、世田谷区、小田原市、宝塚市など、すでに首長が脱原発を宣言し、新エネルギー会社を設立している地域もあるのです。
候補者のエネルギー政策の考えを調べるコツは?
●エコ議員つうしんぼ
●候補者のホームページを確認
●過去の発言などを集める
●選挙区の候補者について直接質問してみる